THE BLOG OF THE BEAST

Welcome to my world of steel

HM/HR史上最も奇妙で印象的なギターリフを持つ曲

 

 

TNT "Caught Between The Tigers"

 ヘヴィ・メタルハード・ロック史上最も奇妙で印象的なギターリフを持った曲。

 

 80年代の前半の北欧メタル・ブームの頃から活動し、本国ノルウェーでは国民的な人気ともいえるTNTの名作「INTUITION」(1989年)に収録。

 

人とは違うことをやりたかった。プレイもサウンドも、聴いてすぐに他の人とは違うとわかるようなことをやりたかったんだ。(ロニー・ル・テクロ)

 

彼のユニークなギター・スタイルの代名詞ともなっている「マシンガン・ピッキング」。これはどこから生まれたのか。

 

俺のギターは弦高が凄く高いので、イングヴェイ・マルムスティーンのようなアルペジオは弾けなかった。

貧しい労働者階級の家庭に生まれたので、安物のギターしかなかったから、弦高が高かったんだよ。(ロニー・ル・テクロ)

 

 そういえば、自分が最初に手に入れた安物のストラトキャスターも弦高がエライ高かったな。

 

 彼らはアルペジオを弾いていたけど、俺は1つひとつの音をピッキングしたんだ。そうして徐々にスピードを上げていって、ミュートを始めた。そうやって、マシンガン・ピッキングが生まれたんだ。(ロニー・ル・テクロ)

 

自身の困難な状況を克服することにより、独自のサウンドとスタイルに昇華したロニー。彼のプレイに対する探究心と熱意がユニークなプレイ・スタイルを生み出したのだ。

 

インテュイション

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